高等学校ビブリオバトルin仙台

2018.08.31

8月26日(日)、仙台市の東北学院大学土樋キャンパスで開催された「全国高等学校ビブリオバトル2018in仙台」に、本校1年の石橋奈央子さん(カレッジコース)が学校代表として参加しました。

本大会には東北6県の各校代表の高校生15名が参加し、来年1月に東京で開催される全国大会の切符をかけ、熱弁を振るいました。

ビブリオバトルとは、「人を通して本を知る 本を通して人を知る」をコンセプトに、おもしろいと思った本を5分で紹介して、投票で「チャンプ本」を決める書評合戦です。本校でも、読書活動の一環として毎年取り組んでいます。

今回石橋さんが紹介した本は、石川結貴著『スマホ廃人』(文春新書)です。

スマートホンをめぐる問題は社会問題になっており、その手軽さ、娯楽性から手放せない人が増えています。

気をつけなければいけないとわかってはいても、スマホに様々な機能が一元化している今日、依存してしまう若者が後を絶ちません。本著はスマートフォンのSNSやオンラインゲーム等で日常生活が成り立たなくなってしまった人に多数取材した内容をもとに構成されています。その中毒性をリアルに取材し、実話ならではの怖さが伝わってくると石橋さんは言います。

よく取り沙汰されている、スマホによる中高生のいじめ問題だけでなく、しつけや子守りをスマホアプリにまかせきりにしている母親が増えていることへの警鐘を交え、冷静な語り口で「スマホを使う人みんなにこの本を読んでほしい」と紹介しました。

残念ながら予選突破はなりませんでしたが、ある聴衆のお一人からは「とても読みたくなった。今日すぐに書店で買って帰ります」という嬉しいお言葉もいただきました。

バトルを終えた石橋さんは、「読みたくなる本がたくさんあった。他の発表者の方は喋り方や伝え方の工夫が素晴らしく、その本に対する気持ちが伝わってきた。とても勉強になった。自分の紹介した本を読みたいと言ってくださる人がいて、自分の思いが伝わってうれしかった。」と語りました。