去る2017年12月15日(金)から17日(日)にかけて、八戸ポータルミュージアム「はっち」の1階と2階を会場に、第32階美術コース作品展を開催しました。作品数は約200点でした。
生徒達が自分の作品を解説するギャラリートークを実施し、集まった保護者や観客は興味深く聞き入っていました。今年は、大掛かりなインスタレーションや、スマートフォンで作成したアニメーションなど、話題の多い展示でした。3日間の来場者数は1344名。今回も盛況のうちに終了しました。ありがとうございます。
<作品紹介>展示された作品を2回に分けて紹介します。今回は立体的な作品を中心に特集します。
「黒漆太刀拵(こくしつたちごしらえ)」 木・真鍮/長さ100cm 角 侑紀
刀剣に詳しい作者が、平安時代の太刀を手本にして精巧に作りました。
「猫」 発砲スチロール他/全体120×120×40cm 木村 尚紀
猫を飼っている作者が、日常の様子を観察して作った立体作品です。
「swimming」 アクリル板・アクリル絵具/180×90cm 久保田 琴音
透明なアクリル板に海の中を描いています。後ろ側に回ると作品と一体化できます。
「One door One story,One world」 木・金具・アクリル絵具/全体400×300cm 中村 紗弥香
たくさんの扉を木で作り、壁面にレイアウトしました。取っ手も丁寧に作られています。
「Melt into Everyday」 布・シルクスクリーン 中村 光希
八戸の名物をPRするエプロンです。サバの模様を使ってデザインしています。
「crystal」 ポリプロピレンシート・照明器具/50×20×20cm 3点組 守田 愛梨
結晶が放つ光をテーマにした照明作品です。周辺に溶け込む優しい光が特徴です。
「日照雨」 プラスチック段ボール・毛糸/600×400×300cm 山本 菜央
空中に構成されたインスタレーションです。会場の高い天井を活かして制作しました。