令和5年12月23日(土)に、宮城教育大学で開催された、児童生徒の探究型学習・課題研究発表会である「2023年度ユネスコスクール北海道・東北ブロック大会」において、本校のウミネコ生態研究班が出場15団体中、第1位に輝きました。

二高ではウミネコの生態調査を、蕪島のウミネコが国の天然記念物に指定されて100周年を迎えた2022年から取り組みを開始しました。

「総合的な探究の時間」の探究テーマとして調査に取り組み、これまでも多くのコンクールで発表しており、今回は東野愛さん(2年、道仏中出身)と小向優衣さん(2年、百石中出身)の2名が代表として発表しました。

今後も調査を継続し、地域の自然についての理解を深めていきたいと思います。

以下、生徒の感想です。

他の学校は専門的かつ科学的な考察がなされていて、さらに、ジェンダーや医療、国際協力などのSGDs的な観点での取り組みも盛んで、知識がなくても分かりやすい発表でした。その中で、私たちの研究発表を1位に選んでいただくことができ光栄です。

今回は、地元の事を知りたいという思いから、八戸市の鳥であるウミネコの生態調査に取り組んだ結果や、ウミネコを取り巻く環境について研究・考察した結果をまとめて発表しました。ウミネコの生態調査とデータの分析を通して、人間の活動による環境の変化が自然や生態系に大きな影響を及ぼしていることが見えてきたので、さらなるデータの蓄積と分析を通して、地域の課題解決に向けた高校生でもできるような取り組みを考え、実行していきたいと思います。