美術コース3年の相内奏空さん(六ヶ所第二中出身)と神ひなのさん(沖館中出身)の個展「前科者　相内奏空×神ひなの　二人展」を開催しています。

期間：令和6年7月4日(木)～7月7日(日) 11：00～18：00　※最終日16：00まで

場所：八戸工業大学番町サテライトキャンパス(通称ばんらぼ)　※八戸市美術館向かい

お近くにお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください！

以下、2人から個展のコンセプトや見どころの紹介です。

相内さん

絵や作品は、日記やドキュメンタリーのようにその瞬間思ったことをそのまま出力出来たら良いなと思います。例えば聞いている音楽や、部屋の狭さや気温に影響されて描く絵は手の届く範囲しか見えていない幼稚な絵ですが今はそれがリアルです。その幼稚さを世間は罪と捉えるかもしれません。しかし赤ん坊のような愛おしさもあります。どちらにしても抱えるしかありません。前科者だろうが、とりあえずこれからをやってみようと思います。

神さん

今回の展示をするに当たり私は普段見えないものを、作品を通して可視化し、自身と作品を見る鑑賞者に新しい「気づき」を与え、共感できるような展示にしようと心がけて制作をしました。私の作品は全て80年代のPUNKスタイルに影響を受けています。「PUNKとアートの融合による主張」をコンセプトとし、現在学生である私の視点から感じた日々のジレンマや割り切れない心境を作品で表現することで鑑賞者と共に、自分自身でも理解出来なかった物を見つめ直すことが出来るのではないかと考えています。最後に、今しか感じられないかもしれない学生ならではのモヤモヤをここで、最高にクールなPUNKスタイルで、強く主張したいと思います。