琳派・若冲と雅の世界展見学

2009.08.28

 
 
8月27日、美術コース生全学年で、岩手県立美術館で開催中の
「琳派・若冲と雅の世界展」を見学しました。 
細見美術館は、大阪の実業家、故・細見良(初代古香庵)に始まる
細見家三代の蒐集品をもとに平成10年に開館した美術館で、弥生時代の土器から
近代の琳派画家作品まで、日本美術史をたどる多様な作品から構成され、
日本の美術工芸のほとんどすべての分野・時代を網羅する
優れたコレクションで知られています。

 
今回の展示会は、俵屋宗達や尾形光琳 酒井抱一らの琳派と、
画風のユニークさで人気の伊藤若冲といった
江戸絵画の中でも魅力に富む作品を紹介するとともに、
平安・鎌倉・室町期の絵画・工芸品まで90点余りが展示されていました。
 
 
 
生徒達は日本美術の優美さ、繊細さ、力強さに触れ、感銘を受けていました。
 
 
◆生徒の感想文より
・今回は教科書でも有名な、俵屋宗達や尾形光琳など有名な作者が描いた作品があり、
見ることが出来てとても良かったと思います。
でも私は、タイトルにもなっている若冲という作家は全然知りませんでした。
若冲の絵を見た瞬間「なんだこれは!」と思ってしましました。
鶏のあの繊細で切れのあるタッチには、思わずずっと近くで見てしまいました。
日本の絵はモチーフの特徴をかなり分かりやすく美しく描いてあって、
デザイン性もあると思いました。
平面の中にその物の特徴や美しさをズバッと決めているように感じました。
さすが、世界の画家達に影響を与えている日本だなと思いました。
(2年生)
 
 
 
・西洋の絵画は写実的で、日本の絵はリアルじゃないというイメージが自分にはありました。
しかし今日の見学で、日本の絵に対する印象が変わりました。
迫力のある大胆な構図、絵の中に隠された遊び心、
鶏の尾を筆の勢いを使って描きあげた力強さ、背景に金箔を用いるなど独自の画面。
見れば見るほど発見があり、その独特なユーモアは見ていてとても楽しく
全く飽きさせませんでした。
今回の展覧会を見て、写実的に描くだけではなくて、
そのモチーフの生命感というか、存在感を伝えることも、とても大事だと感じました。
(1年生)