展覧会県「皆川明展」

2022.09.06 美術コース通信

8月31日(水)、青森県立美術館で開催されている「ミナ  ベルホネン /皆川明 つづく」展を美術コース生全員で鑑賞しました。洋服や生活用品のデザインを見る展覧会は貴重な経験でした。

  

生徒の感想文を掲載します。

今回青森県立美術館へ行き、今までとは違う造形を中心とした展開の芸術品の数々に心を打たれた。布という普段の私生活に馴染んだものから始まり、そこから服、家具へとさまざまな形へ応用させる姿が美術館内を辿っていると分かりやすく思わず見入ってしまった。円を多用した模様の布地が多いかったことも、何故円という形に行き着いたのか。ということを考えさせられた。そしてあのような芸術作品を作るために得たインスピレーションは布とは関係ない者たちから得ていたことに、芸術は自分が興味あるものだけではなく様々なモノたちを見て感じることで作り上げることができるのだなと感じた。また「shell house 」などの家の模型にも興味を寄せられた。普段から馴染みのあるモノを自分たちが実際に中に入って、見て体験するという形の展示が幼少の頃に小さな空間でままごとで遊んでいたような感覚を思い出して楽しかった。今回の展覧会見学で美術に対しての取り組み方を再度考え直すことができた。これから先しっかりとこの考えを取り込んで活動していきたい。

草間彌生の展示もありました。また、常設展も楽しんでいました。生徒の感想文を掲載します。

私は草間彌生さんの作品が印象に残りました。草間さんの作品はどれも色合いがとても好みで、不思議な気持ちになるようなものばかりでした。特に気に入ったものはは蛾と海の生物が一緒に描かれた作品です。蛾の羽がハイカラで本物の様に綺麗でした。実際は交わらないものが一緒の画面にいる様子が不思議で素敵でした。絵に神秘を感じました。

今日の展覧会見学はとても楽しかったです。タイガー立石さんの作品がものすごく好きでよく本などで見ているのですが、その中で今回焼き物を見ることが出来て嬉しかったです。成田亨さんのウルトラマンの展示もすごく面白くて怪獣達がすごく可愛かったです。特にジャミラが好きなのでたくさん見ました。

 

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