全国高総文参加

2024.08.05 美術コース通信

令和6年7月31日~8月2日、岐阜県で開催された第48回全国高等学校総合文化祭の美術工芸部門に、美術コース3年生の相内奏空さんが参加しました。昨年度の青森県高校総合文化祭で入賞し、全国大会出品作品に選ばれて参加となりました。工大二高は美術工芸部門の全国大会に18年連続で選出されています。

展示会場は岐阜県美術館と岐阜県立図書館で、全国から402点の作品が出品され、充実した内容の展示になりました。

岐阜県美術館は、東京藝術大学学長でアーティストの日比野勝彦さんが館長を務める活気溢れる美術館でした。

岐阜市民会会館で行われた部門開会式では柴橋正直岐阜市長から挨拶があり、東京藝術大学教授大巻伸嗣先生から作品講評と講演がありました。

講評では作品一点一点丁寧にアドバイスしていただき、講演では大巻先生がこれまで影響を受けた人達や、その影響によって作品が進化していく過程を見せていただき、参加した生徒達は熱心に聞き入っていました。

最後に、来年度開催地の香川県からプレゼンテーションがありました。

8月2日には岐阜県立岐南工業高校で、交流会が行われました。交流会の内容は、岐阜にゆかりのある産業・工芸品「モザイクタイル」を利用した制作体験と、出品作品の鑑賞会でした。

鑑賞会は各自の出品作品の画像カードを使って行いました。作者がコンセプトや技法、苦心した点について語り、それに対して意見や質問が活発に交換されました。

参加者にとって、全国の優れた作品を鑑賞し、作者の生徒達と意見交換した経験は、これからの制作活動の糧になる意義深いものでした。

 

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