青年海外協力隊派遣・出貝佳子さんインタビュー

2015.10.22

本校の卒業生の出貝佳子さんが1月下旬から青年海外協力隊としてインドネシアに派遣されます。今回、出発にあたって、国際交流にかける思いやインドネシアとの関係についてお話を聞かせてもらいました!
 
 【出貝佳子さん】
 平成16年度本校卒業生(カレッジコース)。
 大学卒業後、福岡、東京、千葉などで日本語教師を勤める。
 平成27年1月末より青年海外協力隊としてインドネシアに派遣され、現地の外国語大学で日本語教育に携わる。

Q まず今回の派遣の目的を教えてください。
 今回、私はインドネシアの外国語大学で日本語を学ぶ学生や日本語を教える教員たちに対して日本語の指導や日本語教授の指導を行います。大学はチルボン市という田舎町にあるので、日本の文化に触れたり日本人と交流したりすることはほとんどないようです。ですので、滞在中、日本の魅力を広め身近な国として意識してもらうために、文化や流行を紹介する文化祭を開き、より多くの方々に日本を紹介できればと考えています。
Q インドネシアへの渡航は初めてですか?
 いいえ、大学時代に1年間留学していたので今回が2回目です。インドネシアの方々は優しくて穏やかな性格で、とても世話好きです。だからすぐにインドネシアが好きになりましたし、今回偶然にもインドネシアに派遣されることになってとても嬉しく思っています。
Q インドネシアでのコミュニケーションは?
 インドネシア語です。1年間の留学で学んだので、その点は大丈夫だと思います。それよりも気候が日本と全く違って年中暑く、食べ物も脂っこいものが多いのでその点が少し不安です。できる時は自炊し体調管理に気をつけようと思います。
Q そもそも青年海外協力隊に興味を持ったのはいつ、なぜでしたか?
 協力隊自体は大学生の時に存在を知って興味を持ちました。しかし「外国で人の役に立つ仕事がしたい」と思ったのは高校生の時です。高校2年生の時に所属していたインターアクトクラブの海外ボランティアで韓国に派遣されました。そのとき、現地にいる日本人高齢者の施設訪問に参加し、大変喜んでいただいたことがきっかけです。また、当時の公民の授業で国際関係について学び、問題意識を持つことができたことも大きかったです。
 大学では国際関係を専攻し、卒業後は1年間日本語教員の専門学校に通いました。そしてその後は福岡や千葉、東京の日本語学校で留学生に日本語を教えていました。その経験を元に今回の派遣を希望しました。
Q 協力隊への参加後についてはどのような夢をお持ちですか?
 将来的にはインドネシアやマレーシアなど東南アジアから日本に来る方々をサポートしていきたいです。たとえば介護職や看護職を希望して日本に来る労働者の方々がいますが、言葉の壁にぶつかって資格試験に合格できずあきらめてしまう方が多い。そういった方々に日本語習得や生活面で幅広く協力できればと考えています。
Q 進路に悩む高校生へ、何かメッセージをお願いします。
もしいまやりたいことが見つからなくても、自分にできることを精一杯やれば、未来へつながっていくと思います。私自身第一志望の高校や大学には合格できなくて落ち込んだ時もありましたが、落ち込んでも状況は変わりません。自分が置かれている状況の中で精一杯やったからこそ今があるのだと思います。また、私が言えることは、偏見や固定観念を持たず、外国との交流に積極的になってほしいということです。視野が広がり価値観が変わると思います。日本は日本だけで成り立っているのではありません。政治でも経済でも文化でも、周囲の国々と深く関わり合って存在しています。だから外国との関係を良好に保つことが重要だしお互いに助け合う気持ちが大切だと思います。外国に優しい日本であってほしいと心から思っています。
Q 身体に気をつけて、精一杯がんばってきてください。ありがとうございました。
 
出貝さんは今月末に日本を出発します。
現地での様子を随時レポートしていただき、このホームページ上で紹介する予定です。
お楽しみに!