7月9日、八戸市内で国際理解や国際貢献活動に取り組まれている品田充恵さんを講師にお招きし、国際理解のためのワークショップを開催しました。品田さんは、アフガニスタンの子どもたちにランドセルを送る活動などを行っている方です。
今回のワークショップでは「世界がもし100人の村だったら?」を題材に、世界の不平等や貧困地域の現状を体感することができました。参加者たちは、品田さんの豊富な経験や知識に触れながら、楽しみながらも世界の現状について考えるきっかけを得ることができたようです。
参加生徒の感想から
「どこの国が一番大変とかではなく、過酷な問題を抱えている国が多くあり、自分の想像よりはるかに多くの人が苦しんでいるのだということがわかった。ランドセルをもらって喜ぶ子どもたちの笑顔を見て、どの国に生まれても嬉しいことは共通しているし、同じ子どもなのだと改めて感じた。罪のない子どもたちを助けたいと強く感じた。」
「世界の女性差別の現状について関心を持った。やはり教育が大事で、教育を受けられる環境があれば正しい知識を得ることができ、夢や希望を持つことで明るい未来を手にできるということを、様々な状況で生きる女の子たちに伝えていきたいと思った。今日のワークショップで、二高の生徒でも知らない人同士が声をかけあい協力できたように、世界でも長い時間はかかるかもしれないが、手をつなぎあえる社会を作ることができるのではないかと思った。」