芭蕉堂まつり文芸大会に多数入選

2017.06.12

 6月11日(日)、八戸市類家の芭蕉堂公園にて、第14回芭蕉堂まつり入選作品の表彰式が行われました。

 

 芭蕉堂公園は木々に囲まれた静かな住宅街にあり、八戸の文芸のメッカとして欠かすことのできない場所となっています。「奥の細道」で芭蕉が八戸を訪れたという記録はありませんが、この場所は八戸の俳諧文化を盛り上げてきた人々の手により文芸サロンとして愛されてきた長い歴史を持ちます。2004年に「芭蕉堂公園」と改称され、地元町内会等の人々によって現在6月に一度短歌や俳句、川柳の文芸大会が催されるとのことです。

 当日は小中学生から大人の方までのたくさんの入賞作品が公園内に展示され、皆で鑑賞しました。詩吟や尺八演奏なども行われ、心地よい初夏の日差しのもと、地元の人でにぎわっていました。

 

本校の受賞者を紹介します。

 

○短歌 中・高生の部「空」

【天位】 海面に映った雲を見下ろせばするりと空に魚が泳ぐ 1年・川田風我(四和中出身)

・海に浮かぶ空を詠った視点のおもしろさが評価されました。

【秀作】 長塚佑香(2年)、東山菜摘、大村はるか(1年)

【佳作】 見付春香(3年)、大槻麻衣、松浦想徳、上野 桜、藤村笑珠子(1年)

 

○俳句 中・高生の部「ぶらんこ」

【天位】 ぶらんこと一つになって風を切る 3年・佐々木浩哉(白山台中出身)

・「一つになって」という表現がすばらしいと誉めていただきました。

【秀作】 黒坂拓矢(2年)、熊林三華(1年)

【佳作】 佐藤秀奈紗(3年)、福田圭吾、松林佳歩、前田奈々絵(2年)、林早桜里、田名部佑奈(1年)

 

○川柳  中・高生の部「道」

【地位】 アスファルト雄々しくタンポポが破る  1年 矢幅慧介(八戸第一中出身)

・「破る」という語を選んだところに惹かれると評価していただきました。

【秀作】石倉未悠(2年)、古舘祐人(1年)

【佳作】三浦茜(2年)、平野綾花、市川 諒、田村理華、石村優斗、吉村龍之介、川村菜々美(1年)

 

地域の公園で文芸に触れる良い一日となりました。短歌や俳句、川柳は、自然の移り変わりや自分の心に意識を向け、言語感覚を磨く良い機会です。意欲的に表現活動をしてほしいと思います。