遠藤響子さん(今年度ヤンマー学生懸賞論文で大賞受賞・h26年度卒)来校

2016.10.11

2016年2月13日
 先のデーリー東北でも大きく取り上げられましたが、本校卒業生の遠藤さんが来校し、酪農に対する強い思いと将来の夢を熱く語ってくれました。遠藤さんは、ホッケーの選手をめざし秋田から本校に越境入学した生徒さんです。卒業後七戸にある県営農大学校畜産課程に進みました。今年で卒業ですが、卒業の前に上記の素晴らしい賞を獲得できたことは、本校としてもうれしい限りです。以下本人の言葉です。

 「扱っている牛は、ペットと家族の中間といった感じで、上手く表せないけど『戦友』と思っています。せっかく育てても時期が来れば別れなければいけないし、それまでできる限りの愛情を注ぎたいと思っています。自分は人嫌いするところがあり、時々トラブルを起こしてしまうこともありました。しかし牛を育てるにあたって、一人では何もできず、色々な人とコミュニケーションをとらなければ大変なことになってしまうことに気がつき、がむしゃらにコミュニケーションを積み重ねていました。結果、気づかないうちに人嫌いが治っていました。その意味では牛に感謝です。彼らは時期が来れば命を奪われ、食料になります。私たちが食肉や牛乳などを粗末に扱ったり、まずいと捨てたりすることは、牛たちを2回殺すことになると思っています。食料を粗末に扱わないでほしいと強く言いたいです。」と、経験を糧にぐんと成長した姿を見せてくれました。また、将来は自分の名前「響」をもじって「シンフォニー牧場」を開設し、そこは放牧牧場にし、いつも笑いに包まれた(日々喜ひびき)牧場にしたいとの夢も熱く語ってくれました。卒業後は、酪農支援員として六ヶ所村で日々酪農の研究をすることになっています。TPPなど難しい問題もありますが、将来の青森の酪農を支える人材として活躍することを願ってやみません。


↑右が遠藤響子さん。