キリバスから学ぶ環境問題

2021.02.01

 1月13日、日本人で初めてキリバスに帰化したケンタロ・オノ氏をお招きして、講演会とパネルディスカッションを行いました。オノ氏は仙台市出身で、10代から単身でキリバスに渡りその後キリバス国籍を取得。現在は、気候変動や海面上昇により生活が脅かされているキリバスの現状を伝える活動をされています。

   

 講演では、キリバスの美しい自然や人々の人間味溢れる日常生活の様子に触れる一方で、飲み水が不足し乳幼児がその影響を受けていること、水没する家屋や浸食された海岸の様子などが紹介されました。生徒たちは、先進国の開発によってキリバスの生活環境が破壊されている現実を目の当たりにし、衝撃を受けていました。

 

 講演後には、元県立高校教員で地域の植物や環境を研究されている高橋晃氏とオノ氏、附属中及び高校の生徒らによるパネルディスカッションを行い、生徒からの感想や質問にオノ氏や高橋氏が意見を寄せました。高橋氏からは自らの経験も交え「世界の海はつながっている」というお話しがあり、生徒たちは改めて、自分たちにできることをはじめたいという気持ちを強めた様子でした。なお、今回の講演の様子は、キリバス現地の新聞(キリバスニュースター)でも取り上げられたとのことです。